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2009年8月25日 (火)

配信までもう間近・大切なこと

みなさん、こんにちは。
いーふろん亭の配信開始まで、あと一週間となりました。
ぜひぜひ、ご期待くださいね!

ところで古典落語の放送や配信の際に、必ず問題になることがあります。
それは差別用語の扱いについてです。これはとても大切なことなので、この場で私の個人的な考えを記しておきます。

落語の中には、現代では不適切な言葉が多く出てきます。それは身体的な障害を指す差別用語のこともありますし、職業を指す差別用語のこともあります。江戸時代から近代にかけて、古典落語が成立した時代には、そういった言葉が日常的に使われていたのでしょう。

特定の言葉によって傷つく人がいるとしたら、基本的にその言葉は使うべきでないと思います。また当然のことながら、この社会に存在するあらゆる差別をなくしていく努力をしなければなりません。

その大前提に基づいたうえで、いーふろん亭では、噺家さんの演じる古典落語に編集を入れず、そのままの形で配信していきたいと考えています。差別的とされる用語を消したり、その上に音を足したりすることが、差別をなくすことに有効に働くとは思えないからです。
さらに、江戸時代に使われていたであろう言葉を現代の用語に置き換えて喋るとしたら、私たちの社会が継承してきた古典芸能という文化そのものが成立しなくなってしまいます。

噺家さんが落語を演じるとき、そこに差別を助長する意図は全くありません。またそれを配信する私自身にもその意図はもちろんありません。そのことだけはぜひご理解のうえ、いーふろん亭をご利用いただければ幸いです。

ただし、社内にもこの問題についてはいくつかの意見があるため、私の考えをそのまま貫けるかどうかはいくぶん微妙です。
この「席亭ブログ」はコメントを残せるようになっておりますので、どうぞ皆さんの考えもお聞かせください。


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コメント

最近、落語を聴きはじめた者です。
差別用語の件ですが、落語のCDやDVDには
前置きでその旨をことわっているものが多いですね。

私もその表現も含めて文化や芸能と考えます。
もし配信者が手を加えれば、それは落語家の
「作品」とは言えず、本物ではなくなってしまうと
思うからです。

落語が好きな人はそういう考えの人が多いのでは
ないでしょうか?


投稿: ぺたん子 | 2009年9月 4日 (金) 20時11分

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